NHK御中
貴協会は、放送法の「民主主義の健全な発達に資する(第1条)」放送を求められています。
現在、国会では民主党の公約「衆院比例定数80削減」について、「民主・自民の協力」が討議されています(2月8日の衆院予算委員会)。
「比例定数削減」は、「民意を削り、民主主義に反する」という強い論点があります。
民主・自民の推進の論点と、対立する論点が国民すべてにわかるように放送され、その是非を国民が選択するようにすることが、「民主主義の健全な発達に資する」ことだと考えます。
貴協会は、この憲法の原則にかかわる重要な問題について、具体的にどのような放送をされたのか、十分ではないと考えられるので、お尋ねします。
同時に、貴協会の報道では、「多数党中心・対立する論点の軽視・無視・排除」が目立ちます。放送法にもとづいて、改善を求めます。
長期に重なる改善要望は、放送法に反して「適切に処理」されていません。 視聴者には、改善要望強化の意味で、NHK受信料一定部分の支払いを保留する権利、具体的事例にもとづく損害賠償請求の権利などが発生していると考える立場も理解できます。
ご回答と改善を求めます。