NHK ニュース 3月20日 0時8分
「民主党の小沢代表は、政治資金の規制強化について、『徹底的にやるしか道はない』と述べ、鳩山氏は、『企業・団体献金の全面的な禁止や個人献金を増やすための税額控除などを衆議院選挙の政権公約に盛り込み、政権交代を果たしたうえで実施する』方針で一致した」とのことです.
これに対して、NHKは対立する論点として「小沢代表発言 自民各派が批判」(0時8分)を放送しました.
この中には、政府与党の前官房長官、前副総裁、元財務大臣、元行政改革担当大臣など論点があり、これに対して民主党代表代行の反論があり、同時に共産党委員長、社民党幹事長の論点が放送されました.
この放送は、中身としては、異なる論点の多角的明確化を実現していて、放送法にしたがっているといえます.
しかし、表題では「自民各派が批判」とあり、中身と異なっています.また、政治的に公平であるともいえません. 与党重視の姿勢の反映であるとも見えます.
また、共産党・社民党の論点の放送が深夜12時ですが、朝以降のニュースでどう放送されるかも放送法の基準から重要です.注視するべきです.
放送法遵守を求めます.