なぜ、政治的に公平な放送ができなかったかを考えました.
- 局・番組・スポンサーの立場が、少数野党を排除して、「2大政党制」を志向している.
- 編集部門には十分な情報がなく、日本共産党の論点・政策・委員会での活動を知ることができなかった.
これが、理由だとすれば、おそらく番組の国内・国際情報のもとは通信社の情報だけである可能性が高い.
そうであれば、今後もこのような政治的不公平な放送は起こり得る
もし、2が理由であれば、理解はできます.
しかし、放送法上適当ではありません.
「情報には、ウラを取ることが必要」です.
このサイトでは、放送が「政治的に公平であるかどうか」を判断する場合に、NHK、民放テレビ、5大商業紙(朝・毎・読・日経・産経)、共同、時事などのほかに政党機関紙も参考にして、判断しています.
問題の「朝ズバッ!」の放送では、少数党の共産党が政治的に不公平にあつかわれました.これが編集上の考え方であれば、上記のとおり放送事業資格の問題です.
また、編集の手抜きなどの理由は、理由になりません.国民の重大な権利の問題です.
情報源が、通信社にかたよっているのであれば、そこには常に放送法が要求す「公平な放送」をそこなう危険性をはらむことになります.
各政党のより正確な情報のためには、政党機関紙も参考にするべきではないでしょうか?
一般視聴者には政党機関紙を読む機会が少ないので、とくにテレビなどの報道が適切でなければ、国民の政治判断をゆがめることになります. 番組の改善を求めます.