多数党に有利な「選挙制度・大手メディアの報道」が、世論・選挙・政治をゆがめている!
NHK受信料はその「ゆがみ」に貢献している! (最高裁は、それを否定していない)
政治の民主化を!
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2010年8月3日火曜日
多数党の中での大連立時代
あの8月15日と同じ暑い中、
多数党の中での大連立時代が始まった
「ギリシャのようになる」─ 財政危機・破綻の危機感だ
国債の大部分をギリシャでは外国が保有し、日本では国内で保有されている
ギリシャの場合、国際金融市場が対応せざるを得ないが、
日本の場合、まず国内金融市場が混乱する ・・・
結局は、紙幣の増刷からインフレ、超インフレになる
その恐怖が、消費税を必要とする ─ 大連合の第1の要素だ
民主党の2つの本質 ─ その中に大連合の第2の要素がある
◆比例定数削減 ─ 民主主義を守る意思がないこと
◆消費税増税や米海兵隊基地問題で、自民と同じであること
民・自どちらが政権をとっても、大連合をしても、結果は同じだ
消費税増税の耐え難い苦しみの中で、経済はますます縮小する
民・自あるいは大連合の政権はもたなくなるだろう
しかし、選挙制度がそれを無理に延命させる
やがて、円の下落が起こり、政治・経済の破綻が起こる
このとき、国民は政治・経済の民主化を確立することができるだろうか?
明治以来2度目の大転換期!
1945年、日本は侵略戦争路線を半分しか清算できず、
対米従属のもと、財界・大企業優先路線を進めてきた ・・・
2度目の転換機に、国民はどこまで自覚が進んでいるか?
内閣機密費の影響が残っているメディアの対応も問題だ
明治維新には、人口5%以下の下級武士が天皇制と結びつき、
そのもとでの、資本主義化と植民地主義・侵略戦争路線をとった
福沢諭吉や、「坂の上の雲」の路線だ
管理された教育とマスメディアのもと、
1945年に国民は100%の民主化を勝ち取ることはできなかった
国内310万の犠牲を出し、
東アジアで2000万の命を奪い、財政の破綻に直面した
21世紀の前半、数百万あるいは数千万の生活破綻と財政破綻に直面する
どんな大連立政権でも乗り切ることのできない、政治と経済の破綻!
このとき、国民は何を選択するだろうか?
試行錯誤の末、政治と経済の民主化の以外の道はないことを知るだろう
そのときの苦しみは、国民の自覚の程度にかかっているだろう
またもや権力が握るマスメディア、その力をどれだけはねのけることができるか?
このサイトや、「視聴者の会(仮称)」は、
どこまでその流れにかかわることができるだろうか?
将来の正確な予測をたてることはできない
しかし、歴史の方向にそって、努力をつづけることはできる
恐れることなく、希望をもって進むことが正しい道ではないだろうか?
その努力のひとつひとつの積み重ねが、歴史の一歩となるのではないだろうか?
2010/8/3