2010年8月8日のNHK日曜討論
司会者は、NHK解説委員
消費税問題などについて討論されましたが、民主・自民と民間からの出席だけで放送がおこなわれました。
両党に対立する少数野党の論点がどのように放送されるか? 放送法がどのように守られるか?
2009年5月31日の日曜討論で指摘された、与党・多数党論点中心の放送がどのように改善されたか?
この観点で見ると、同じ司会者で、同じ放送法違反が行われていました。
財政問題で、島田敏男・解説委員は、「与野党双方に聞いてみましょう」といって、民主・自民だけの論点を放送し、両党に対立する論点をまったく無視しました。
改善要望の適切な処理がなされていない(放送法12条の違反)!
「政治的に公平・多角的論点の明確化」(放送法3条の違反)!
違反部分に対して受信料支払いを拒む権利が民法上発生しているだけではなく、民主主義の上で、それがむしろ憲法上の「国民の不断の努力」の義務でさえあると考えられます。