NHK ニュース 8月26日 18時26分
民主党代表選について、福島党首は“基地問題争点に”以下のようにのべました。
「社民党の福島党首は、訪問先の沖縄県で記者団に対し、「代表選挙の中で、名護市辺野古に基地を造らせないということが、大きな争点になることを期待している。社民党は、どちらが民主党の代表になっても、日米共同声明が撤回されるように頑張っていく。政治とカネの問題については、誰であろうが、きちっと国民に向かって説明責任を尽くすべきだという立場は変わらない」と述べました。
これは、民主党内数人の意見を並べたあとの各党の反応という形で8党代表のコメント短く放送したもので、一応当然です。
しかし、他のケースでは、「野党・自民党は」と、自民以外の党を除外し、与党・多数党のみで、他党を排除したケース、民主内についての放送だけで他党の論点は無視したケースなどがほとんどです。
しかも、経済・財政・消費税・米軍基地・自衛隊の海外派遣などの重要な問題、を代表候補の2派がどのような立場をとっているのかは、ほとんどわかりません。
視聴者にとっては、自民派・菅派・小沢派の区別がまったくつきません。
これでは、正しい政治判断ができないではありませんか?
「視聴者の会」は、各テーマごとに、各党がどのような論点をもっているかの視点からの放送を希望します。 「全体として、テーマごとに、政治的に公平な放送をすることが放送法の要求である」と考えます。
この立場から、「視聴者の会」は、放送法・民法などの権利にもとづいた改善を求めます。 (つづく)
「視聴者の会」 携帯サイト http://9-net.info