NHKニュース 6月7日 「NY 徳川幕府の使節団を再現」
日米修好通商条約の批准書が交換されてから150年
NY日本総領事は「当時、日本から大きな代表団が来て、ここでフィナーレを飾った。続く日本とアメリカの友情を再現できてうれしい」
この放送では、「うれしい」は強調されたが、対立する論点は排除された。 政府およびNHKの対米従属性が象徴されている!
日米修好通商条約とは安政5年(1858年)に結ばれた通商条約
明治初頭にかけて余儀なくされた不平等条約の一つ(wikipedia)
- 領事裁判権をアメリカに認める
- 協定税率/関税自主権がない
- 内外貨幣の同種同量による通用
日本の金銀比価は金1に対し銀4.65であり、諸外国の相場は金1対銀15.3。 国内金銀価格差により為替差益が米国に流れる仕組み
金の流出・インフレーションによる経済から幕府の崩壊につながった ⇒ 幕末の通貨問題
- アメリカへの片務的最恵国待遇 (以上 wikipedia)
2010年の不平等条約、現行「密約付き日米安保」
この廃棄と、「日米友好条約」締結のためには、まだ若干時間がかかる
それなくして、「対等な日米関係」はありえないが、その前に、NHKなど報道機関の対米従属性を正すことが必要ではないか?