与謝野大臣は、まじめな方で、消費税増税の積極論者ですが、その意味は次のとおりだと思われます.
- 国の財政は、税収と借金の比率で、破綻した夕張市より悪く(財務省)、100年に1度の財政危機がいつ来るかわからない
- 少子化や、ゆがんだ年金制度の危機化で、年金・社会保障を削らざるを得ない
- 止むを得ないが、消費税を増税しないと日本がこわれてしまう
- 消費税増税で、大企業の優遇・減税をおこない、政治献金を受けたい
- 対米協調のために使う
- 消費税の一部を政党助成金として、与党と野党の一部でポケットに入れたい
- 消費税は、弱者に重い逆進性をもっている
- 大型公共事業・特別会計・対米協力を含む軍事費などのムダをなくせば、増税は必要ない
- 少なくとも食料品などは、無税にするべきである
22日のような、政府与党論点の一方的な放送は、放送法違反であり、世論・選挙・民主主義・国民生活をゆがめます.
違反は、「受信料支払いを拒む権利」(民法・同時履行の抗弁権)や、既支払い分の払い戻し、損害賠償請求の権利(民法)を発生させます.
改善を求めます.