「マジック革命!セロ!! TV初公開ステージサプライズ」
不思議な(?)男、セロ
日本語を話し、英語を話す(不思議なのか?)
はじめて、日本のテレビに登場したのは、
ニューヨークの「ストリート・マジシャン」としてだったか?
彼のマジックの特徴:
- ハンド・マジックと心理マジックの組み合わせ(マジックの基本だ)
- 場所を選び、事前に仕掛けをしておく(偶然その場所を選んだという演出をする)
- 観客に大げさな反応をする女性を選ぶ
二人とも、マジックの伝統と新技術をよく研究し、自分のものとしている
しかし、セロの方がすぐれているといえる
マリックは、「ハンド・パワー」など、古い概念で演出する
いわゆる「超能力」の演出で、使い古された手である
古典的ともいえるが、新味がない
セロの方が、新しい
「超能力」は、持ち込まない
せいぜい、「僕のマジックで」とか
「僕の魔法で」どまりで、「夢」を実現している
マリックの努力(伝統と新技術の研究と練習)は、認められる
しかし、「超能力」の導入は、安易にすぎる
「占い」の得意な局(民放)が、「超能力」をもてはやすのはわかるのだが・・・