放送法違反相当部分のNHK受信料についての有志者の支払い保留も含め、NHK・民放・スポンサーなどに改善要望を!
なぜ、九条や憲法の軽視・無視が?

◇多数党中心の選挙制度
◇多数党中心のNHKなど大手メディア

改善要望活動で、メディアと政治の民主化を!
 
放送法違反改善の要望
NHK、民放、スポンサー、BPOなどに

多数党中心、対立する論点・特定政党排除の改善を!
議席数に関係させた重点の置き方は放送法違反!
各個別番組・テーマごとに「政治的公平・論点の多角的明確化(放送法)」を!
(クリック)
憲法の軽視・無視は、どこから来るのか?
FAXで要望を! 放送倫理・番組向上機構(BPO)御中

2009年2月20日金曜日

すぐれた放送とは? その基準は?

同じ台本でも、読む人によって、また同じ人によっても、その読み方によって、照明・カメラの角度、背景など、各種の条件により受ける感じが異なります. 

また、同じ放送でも、受ける視聴者の理解の仕方によっても、意味が異なってきます.

では、すぐれた放送とは、なにか?
基準はないのか?

あります. 放送法です.
  • 放送法の目的(第1条)にそっていること
    1. 放送が国民に最大限に普及されて、その効用をもたらすことを保障すること
    2. 放送の不偏不党、真実及び自律を保障することによつて、放送による表現の自由を確保すること
    3. 放送に携わる者の職責を明らかにすることによつて、放送が健全な民主主義の発達に資するようにすること
  • 番組編集の通則にしたがっていること(第3条の2)
    1. 公安及び善良な風俗を害しないこと
    2. 政治的に公平であること
    3. 報道は事実をまげないですること
    4. 意見が対立している問題については、できるだけ多くの角度から論点を明らかにすること
これらの基準がみたされていることが条件です.

この基準は、法律であり、客観的な基準です.

この基準は、放送する側と受ける側が、ともにチェックし合って守られます.

たとえば、NHKでは、ふれあいミーティングや視聴者会議、視聴者のみなさまと語る会、あるいは、電話・メールなどによる意見・要望などの窓口サービスなどがおこなわれています.

それぞれの役割があり、それなりに放送は改善・進歩しているといえます.

しかし、それにもかかわらず、放送法に違反した番組があるのはなぜか?

(例:2009年2月8日の日曜討論.出席は6党で、この点は問題ないが、発言回数で問題があった)
賛成または条件付き
賛成各党の合計発言回数
反対各党の
合計発言回数
海賊対策
海外派兵容認
7回
2回
消費税増税
8回
1回

この放送は、以下のことを示しています.
  • NHKの政治報道の基本姿勢に、放送法より政府与党を重視することがある
  • NHKの内部基準に問題がある
  • 視聴者の声を聞くシステムが十分機能していない
  • 視聴者が、NHKの放送に慣れさせられてしまった
局および視聴者が、ともに反省すべきではないでしょうか?