コンピュータもインターネットも、戦争の道具から情報収集・分析・公開・発信の道具となりました. 戦争の道具が、平和の道具に変わりつつあるのです.
アナログ放送が地デジ放送になるとどうなるか?
同じ現象がおこります.
「世論調査」も、より便利におこなえるようになり、数字の操作も簡単に見破られるようになります.
放送内容についても、視聴者の意見がより反映されやすくなります.
これらは、日本の島国性という「伝統と文化」を、より近代的に進化させることになるでしょう. 民主主義と国際協力が、より発展するでしょう.
改憲・武力拡張論でメシを食べる人たちは、よりメシを食べにくくなるでしょう.
「武力がなければ、外交もない」という意見も、歴史のゴミ箱に入るテンポがはやくなるでしょう.
結果として、憲法九条がより国際的な常識となるでしょう.
もちろん、放送をわたしたちが正しく利用できればの話です.
その前提として、歴史を直視し、そこから謙虚に学ぶことをできればの話です.