第2次大戦後、米国の対外政策は、日本で成功し、イラクでは失敗したように見える。
イラクで失敗したことは、明らかである。
ドルの弱体化でそれがわかるが、この点では、アフガンや中東政策での失敗で、将来よりそれが明らかになるだろう!
真珠湾攻撃で、米国民を対日戦争に仕向けたことは成功したというべきかもしれない。
それによって、ナチスとならぶ日本軍国主義を壊滅に追いやることができた。
また、軍拡競争によって、旧ソ連・いわゆる「社会主義の仮面をかぶった『共産主義』」をつぶすことができた。 ベルリンの壁を崩すこともできたし、旧ソ連と衛星諸国連合・コメコンをつぶすこともできた。
これらは、世界史上の米国の貢献と理解できる部分もある。
しかし、ヒトラーと旧ソ連を戦わせることによって、共倒れを狙ったことによる人命損失の責任を免れるkとはできないだろう。
対日政策では、どうか? (つづく)