NHKは、抑止力・核密約などについてニュースウォッチ9(2010年3月30日)、2009年5月31日「日曜討論」(司会・島田敏男)などで、政府与党・多数党論点偏重、対立する論点排除の放送をおこないました。
これを見ると、NHKの報道番組編集の意思決定レベルでは、「政府与党・多数党重視、対立する論点の軽視・無視」の共通の原則があるのではないかとも見えます。
それが、NHKの報道番組を見ての感じです。
しかし、主観的な「感じ」ではなく、客観的な放送法にもとづいた基準が必要です。
その基準についての提案が、以下のものです。
* 「重用な対立する論点」ごとに「それぞれの論点の放送時間の長さ」と「放送時間帯の視聴率」から、[推定視聴者数x放送時間]を計算する。 * その数値の差が一定の許容範囲内であれば、そのテーマについての放送は「政治的に公平」とする。 |
(つづく)