放送法違反相当部分のNHK受信料についての有志者の支払い保留も含め、NHK・民放・スポンサーなどに改善要望を!
なぜ、九条や憲法の軽視・無視が?

◇多数党中心の選挙制度
◇多数党中心のNHKなど大手メディア

改善要望活動で、メディアと政治の民主化を!
 
放送法違反改善の要望
NHK、民放、スポンサー、BPOなどに

多数党中心、対立する論点・特定政党排除の改善を!
議席数に関係させた重点の置き方は放送法違反!
各個別番組・テーマごとに「政治的公平・論点の多角的明確化(放送法)」を!
(クリック)
憲法の軽視・無視は、どこから来るのか?
FAXで要望を! 放送倫理・番組向上機構(BPO)御中

2010年4月18日日曜日

宇宙ステーションの山崎さんと、NHKの政治的公平の当面の基準(11)

 
解説委員44人中女性は4名で10分の1以下!

この「健全な民主主義」(放送法第1条)とは若干離れている状況、それはNHKの古い体質であり、その体質が実は「与党多数党に偏り、少数党の軽視・無視の日常化」の根っこにあるとの論点をご紹介しました。

それは事実であると思いますが、そのほかに、より具体的・より積極的な理由があります。

「NHKが番組制作上の憲法」(NHKホームページ)としている内部文書「NHK国内番組基準」があります。

この基準での「報道番組」の基準(第2章第5項)では、5つの基準をあげていますが、その中には放送法第3条の「政治的公平」「論点の多角的明確化」が排除されています。

その結果、「与党多数党に偏り、少数党の軽視・無視の日常化」は、NHK国内番組基準の範囲内だということになり、この基準が制定された1959年以降のNHKの憲法となって、現在にいたっているのです。

(つづく)