多数党に有利な「選挙制度・大手メディアの報道」が、世論・選挙・政治をゆがめている!
NHK受信料はその「ゆがみ」に貢献している! (最高裁は、それを否定していない)
政治の民主化を!
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2010年4月18日日曜日
宇宙ステーションの山崎さんと、NHKの政治的公平の当面の基準(11)
解説委員44人中女性は4名で10分の1以下!
この「健全な民主主義」(放送法第1条)とは若干離れている状況、それはNHKの古い体質であり、その体質が実は「与党多数党に偏り、少数党の軽視・無視の日常化」の根っこにあるとの論点をご紹介しました。
それは事実であると思いますが、そのほかに、より具体的・より積極的な理由があります。
「NHKが番組制作上の憲法」(NHKホームページ)としている内部文書「NHK国内番組基準」があります。
この基準での「報道番組」の基準(第2章第5項)では、5つの基準をあげていますが、その中には放送法第3条の「政治的公平」「論点の多角的明確化」が排除されています。
その結果、「与党多数党に偏り、少数党の軽視・無視の日常化」は、NHK国内番組基準の範囲内だということになり、この基準が制定された1959年以降のNHKの憲法となって、現在にいたっているのです。
(つづく)