国際宇宙ステーション乗組員の男女比(13:4)にくらべて、NHK解説委員の男女比は1割以下、日曜討論の司会は、女性解説員がゼロです。
このNHKの古い体質は、報道番組での日常的な与党・多数党寄り、少数党軽視・無視にあらわれています。
NHKや民放テレビのこの状態は、放送法に反していて、改善が求められています。
違反は、世論・選挙をゆがめ、民主主義をゆがめます。 違反部分について「受信料の支払いを拒む権利」(民法533条)が発生しています。
NHKの報道番組での、「政治的公平」に反する放送はどこからくるのか?
NHKの内部文書「NHK国内番組基準」は、放送法の下位法令の性格のものですが、NHKは「番組制作の憲法」としています。
この「報道番組」の基準(第2章第5項)では、5つの基準がありますが、ここには放送法の「政治的公平」「論点の多角的明確化」(ともに放送法)の基準が含まれていません。
これはNHKの体質と関係があり、NHKの報道番組の性格、「与党・多数党寄り、少数党軽視・無視」のもとがここにあるのかも知れません。
(上記にもかかわらず、NHKには放送法にそった質の高い番組も多数あります)