NHKの説明です。 「具体的には、政治上の諸問題は公正に取り扱うこと、また、意見が対立している公共の問題については、できるだけ多くの角度から論点を明らかにし、公平に取り扱うといったことです。NHKは、放送全体として、公平性を確保するよう努めています」 3つの問題点を指摘します。 ◆1952年の「君が代の連日放送」の開始など、実態は公平性が確保されていない ◆「番組制作上の憲法」とする内部文書「国内番組基準」では、「報道番組」の基準から「政治的公平・多角的論点の明確化」(放送法)をはずしていて、ニュースなどで与党・多数党重視、反対意見や少数党の軽視・無視の正当化がおこなわれている ◆「国際番組基準」を改定して、「国連憲章の精神の尊重」を削除した。米国のウソの理由での先制攻撃主義(ブッシュ大統領)と日本の対米従属の中でのことであった(2008年) NHKの基本姿勢には、与党・多数党重視、対米従属の基準があり、具体的な放送例を日常的に指摘することができます。 この実態は、重なる改善要求を無視したもので、それ自体「苦情に対する適切・迅速な処理」(放送法12条)の違反です。 放送法違反は、世論・選挙・政治をゆがめ、結果として財政・年金の危機化を生じ、生活を悪化させています。 また、民法上、受信料支払いを拒む権利を発生させています。 この現状は、視聴者が力を合わせて、弁護士事務所の協力も得ながら「政治的に公平な放送」の実現に努力することが必要であることを示しています。 「会」は、この現状に対して活動するものです。 |
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