放送法違反相当部分のNHK受信料についての有志者の支払い保留も含め、NHK・民放・スポンサーなどに改善要望を!
なぜ、九条や憲法の軽視・無視が?

◇多数党中心の選挙制度
◇多数党中心のNHKなど大手メディア

改善要望活動で、メディアと政治の民主化を!
 
放送法違反改善の要望
NHK、民放、スポンサー、BPOなどに

多数党中心、対立する論点・特定政党排除の改善を!
議席数に関係させた重点の置き方は放送法違反!
各個別番組・テーマごとに「政治的公平・論点の多角的明確化(放送法)」を!
(クリック)
憲法の軽視・無視は、どこから来るのか?
FAXで要望を! 放送倫理・番組向上機構(BPO)御中

2009年1月16日金曜日

NHKは、放送法をどう理解しているのか?

2009年1月15日のNHK「クローズアップ現代で、NHKは政治的公平・多角的論点の明確化(放送法)を無視しました.

番組は、国会の問題を扱いました. 政府与党・多数党の論点を扱うのは当然です. 同時に、政治的公平・多角的論点の明確化のために、少数野党の論点、映像・音声露出をも、公平に放送するべきです. それが、放送法です.

この違反は、世論・選挙をゆがめ、生活・民主主義・憲法・平和の破壊につながります.

違反の場合、民法・同時履行の抗弁権により、「NHK受信料の支払いを拒む権利」が発生します. 同じく既支払い分について、民法上、「返却・損害賠償の請求権」が発生します.

放送法は、NHKを民法の対象外とせず、また、民法も、放送局を適用除外としていません.

NHKは、番組内容を放送前に、政府関係者に見せたなど「自立上問題となる」姿勢をもっています. それは、憲法上も問題です.

憲法は、国民主権・民主主義を前提としており、放送法の目的は「健全な民主主義の発達に資すること」(第1条)です. 

予算や人事権の関係で、政府与党や第1党を重視することは、許されません. 放送と議席数を関係付けてはなりません.

民放についても同様で、放送法の遵守は局・番組制作部門・出演者・スポンサーにそれぞれ一定の責任があります.

放送に関する費用の最終負担者は、受信者です.
受信者には、局に対して放送法を守るよう要求する放送法上・民法上の権利があります.

放送の自立を守り、放送の費用を確保する上でも、送り手と受け手が協力して、よい放送を守り、育てることが必要です.