30%~40%以上の人が、支持政党なしです. これは、「『2大制討論』では対応できない」ことを示しています.
自民党も、民主党も財界からカネを受け取っている.
その財源確保に、消費税増税をやろうとしている.
一国先制攻撃主義・覇権主義のアメリカ従属をやめることができない. さらに、憲法に反する海外派兵をなんとかやろうとしている.
これでは、今の政治や経済を変えることはできない ─ 明らかです.
「2大政党論」は、2008年12月31日までに、破綻しました.
「21世紀臨調」集団が、「マニフェスト・政権構想」なる用語で「2大政党論」を提案しても、民主党・岡田副代表がこの論議を進めても、「変化」はありません.
支持政党がないのは、政治に変化を求める世論の裏返しです.「変化は求めるが、『2大政党』では変わらない」 ─ それが、世論の現在の判断です.
アメリカと財界ではなく、国民が主人公 ─ それを世論は心待ちにしているのではないでしょうか?
メディアが、政府与党、あるいは「2大政党」重視、少数野党の軽視・無視の方針を持ち、世論誘導をしようとも、国民がそれを求めていない以上、その路線を続けことはできません.
国民が主人公である以上、国民の立場に立つこと、それがメディアの生き残る道であり、役割です.