NHK 日曜討論 10月17日
「海江田大臣に問う どうする円高・経済対策」と題する討論の放送。
司会:
出席:経済財政政策担当大臣・海江田万里、政策研究大学院大学・大田弘子、早稲田大学大学院教授・野口悠紀雄、同志社大学大学院教授・浜矩子、第一生命経済研究所 主席エコノミスト・熊野英生の各氏
出席者選定には、2点の特徴が出ています。
◇政治家・同経験者が2名で、ともに与党閣僚・与党閣僚経験者。 与党・多数党中心、対立する論点をもつ特定政党軽視・排除の性格が出ている。
◇出席のうち女性の専門家が2名。 NHK日曜討論では、司会者がほぼ100%男性であり、100%男女不平等がつづけられる中、女性2名の専門家の出席は、評価できます。 1名は、与党閣僚経験者、1名は対立する論点をもつ専門家で、この点ではバランスがとれているように見えますが、現与党閣僚を出席させている点で、政治的な公平がくずれています。
むしろ、この番組に出席した2名の女性だけの対談とすることが、形式的にも政治的に公平で、内容てきにも興味が大きいのではないか?
改善を求めます。