多数党に有利な「選挙制度・大手メディアの報道」が、世論・選挙・政治をゆがめている!
NHK受信料はその「ゆがみ」に貢献している! (最高裁は、それを否定していない)
政治の民主化を!
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2010年10月3日日曜日
NHKと米海兵隊
沖縄戦で、沖縄に最初に上陸したのは米海兵隊であった。
海兵隊は、敵基地攻撃部隊であり、日本の防衛の部隊ではない。
その部隊の沖縄居座りを、密約付き日米安保条約で日本政府が認めている。
これが、日本の政治の実情である。
10月2日、仲井真沖縄県知事は、米海兵隊・普天間基地を日本国内に残すことを認め、移設までは沖縄に残す立場を明らかにした。 (国土交通大臣と会談 ─ NHKニュース)
仲井真氏は、沖縄知事選に立候補を表明している。
一方、この日には、イハ洋一・宜野湾市長が沖縄知事選出馬表明をおこなった。
イハ氏は、普天間海兵隊基地の辺野古への県内移設を断念させ、閉鎖・返還を実現させる立場である。
普天間海兵隊基地撤去は、国政の重大問題である。
NHKは、この問題で、普天間基地を日本に残すことを認める現知事の報道は放送し、対立候補の立場と動向は放送しなかった。
これは、政治的公平に反し、与党多数党中心、対立する特定政党・世論排除のNHKの立場を改めて示したものであり、改善させる必要がある。