テレビ朝日 スーパーモーニング 2009年6月25日
スーパーモーニングは、報道番組と理解していますが、報道番組でも「お笑い」が、視聴率を上げることが必要です.(ここまでは、放送法の範囲です)
しかし、「政治的公平・論点の多角的明確化」の放送法を守らなければならないのは、どの番組みでも同じです.
古賀・自民選対委員長vs東国丸氏vs報道機関の「最大のお笑いの贈り物」劇が進行していますが、スーパーモーニングは、その第2幕の幕を開けました.
この「笑劇」をめぐって、自民および民主の各1名を招いて、さらに劇の進行に協力しました. 一応、視聴率の点では成功かも知れませんが、放送法上は、違反です.
政治的公平の原則に違反しているからです.
違反は、世論・選挙・民主主義をゆがめ、局・番組制作者・出演者・スポンサー・代理店などの社会的責任が問われます. 出席の両党は、消費税増税派です.
消費税増税の場合には、局・スポンサーなどに損害賠償請求の権利を行使することも予定しながら、放送改善を求めます.
なお、番組では、「東国丸さんも、しばらくは知事でやって行く・・・」の「シメ」がありましたが、これは「笑劇」の観客からすれば、やや残念ではあります.