2009年5月31日・NHK日曜討論
この日の討論の司会は島田敏男解説員、出席は政府与党の論点に近い論者が重点的でした.
全体の放送では対立する論点の放送は排除され、結果として「政治的公平・多角的論点の明確化(放送法第3条)」が損なわれました.
この放送は、どのレベルの(最高裁を含む)裁判所でも放送法違反であることを認めざるを得ないものです.これよりも軽い放送法違反と思われる2009年8月2日の日曜討論(自民・民主・公明・共産・社民・国民新・改革クラブ・新党日本などの論点が放送されたが、出席政党の発言時間に多数党に偏る不公平があった)についても、選挙の公正を損なうとして中央選管に提出した申入書でも、公選法にもとづいて受理されています.
このサイトは、長期・拡大的な活動を通じて放送法による政治的公平な放送の実現をめざすものです.しかし、裁判という手段をとらずに解決できると考えています.
すなわち、最終的には視聴者と放送局が話し合って解決するべき問題だと考えています.
その場合には、視聴者の立場は、事業者に対する消費者の弱さがあるので、消費者基本法の利用なり、多数の視聴者の要望をまとめるなり、可能な方法をとるものです.
放送法違反は、世論・選挙・民主主義をゆがめ、国民生活の破壊にもつながります.
改善を求めます.
同文:BPO、政党、消費者関連団体など関係先
サイト「公平な放送を!」
[NHK受付番号 532111]