NHKニュース 10月6日
「海賊対策の部隊 不審船監視」と題するニュースを放送しました.
自衛隊の海外派兵については、憲法との関係で対立する論点があります.
旧政権の政策の継続として、海上自衛隊がソマリア沖に派遣されていますが、海上保安庁でおこなうべきとの有力な論点があるのですから、もし派遣した海上自衛隊のニュースを放送するのであれば、対立する論点も平行して放送することが「政治的公平」です.
それをしなければ、視聴者は自衛隊の海外派兵の常態化をあたりまえのこととして受け取るようになるでしょう. まさかNHKは、それを希望しているとは思えませんが、結果としてはそうなります.
やはり、放送は放送法を守って、政治的に公平な放送をすることが求められます.
放送法違反は、民法(535条)上の「NHK受信料支払いを拒む権利」を発生させます.
同文:BPO、日本民間放送連盟、政党、消費者関連団体
[NHK受付番号530642]