2009年7月2日 NHK ニュース
水俣病の特別措置法案の修正案についての「与党と民主党合意」が放送されました.
「合意」は、与党と民主党間の「合意」です.
国民の命と健康にかかわる重大問題です.
「合意」についての放送は、重要です.
しかし、与党と民主党は、国会の多数派です.
少数派の論点を放送しないことは、放送法違反です.
19時のニュースでは、日本共産党・社民党・国民新党の論点を放送しました.
これで、全体として「政治的に公平」といえるか?
「ノー」です. いえません.
(事後のアリバイ作りとはいえます)
国会の多数派が、自己の論点で結論を出す前に、国民の各論点、少数党の論点が放送されることが必要です. (以後「放送法第1条の原則」という)
そうしてこそ、多数派に対立する論点が多数派の「合意」に、多少とも反映される可能性がでてきます. それが、「民主主義の健全な発展に資する(放送法第1条)」ことです.
今回の一連の放送は、この「放送法第1条の原則」違反です.
このような放送も、国民の命と健康に大きな打撃を与えた原因の一つです.
視聴者には、民法上「損害賠償請求の権利」が発生していると考えます.
改善を求めます.
なお、改善がなく、裁判の場合には、この記録も証拠として提出します.
同文: BPO、NHK、政党、消費者関連団体など関係先
2009年7月2日
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