NHKの解説番組は、テレビ・ラジオ合わせて1,700本あまりになるそうです。
「政治・外交・安全保障」を担当分野とする島田敏夫という解説員がいます.
島田解説員には、2009年5月31日および7月5日の日曜討論で、「憲法と放送法を軽視・無視した」と指摘された司会をおこなった 実績 があります.
島田解説員は、2009年7月10日の「時論公論」で、以下の論点を述べました.
これは、多数党(政府与党、野党第1党)の論点であり、他方、以下の論点もあります.
- 日本の米国追随主義から、常任理事国の資格があるかどうか問題.
- サンフランシスコ条約による日本の国際社会への復帰の前提は、日本国憲法をもったことであった.
また、国連加盟においても、憲法の範囲で「もてる最大の手段で国連憲章目的達成のためにつくす」宣誓書を提出している.したがって、日本の国際社会での資格は、日本国憲法が前提となっている.
しかし、歴代政府の解釈改憲により九条・戦力不保持が守られていない.
また、自衛隊の海外派兵を一貫して志向し、国連加盟の前提である日本国憲法を軽視・無視しつづけている.
安保理常任理事会の制度自体には問題はあるが、現在の日本国政府には安保理常任理事国の参加資格はない.
島田解説員の解説は、多数党の論点に立ち、対立する論点が無視されています.
これは、政治的公平・対立する論点の多角的明確化の放送法に違反し、民法上「受信料支払いを拒む権利(533条・同時履行の抗弁件)、損害賠償請求の権利(415条以下)」が発生しています.
改善を求めます.
同文: BPO、NHK、政党、消費者関連団体など関係先
2009年7月11日
サイト「公平な放送を!」
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