都議選に関する放送で、NHKに対して「事実にもとづく報道」が申し込まれました.
都議選告示(3日)の放送について、日本共産党中央委員会は、4日、「事実にもとづく正確な報道を求めます」という申し入れをNHKにたいしておこないました.(しんぶん赤旗 7月5日)
3日の「ニュース7」「ニュースウォッチ9」では、「与党の自民、公明が過半数を維持するか」との報道をおこないました.
民主党の4年間の実績では、都側提出案件の99.3%に賛成していて、民主党は都政の与党です.
自民・公明が過半数を維持しても、民主党が過半数をとっても、「与野党逆転」はおこりません.
なぜ、NHKは、自・公と民主の比率を重視するのか?
それは、財界が求めてきた「2大政党制」の立場をNHKがとっていることによります.
NHKのこの立場は、放送法が求める「政治的公平」「対立する論点の多角的明確化」「民主主義の健全な発達に資すること」に違反します.
放送法の違反は、世論・選挙・民主主義をゆがめ、国民生活に損害をあたえます.
同時に、視聴者には民法上「受信料支払いを拒む権利(533条)」「損害賠償請求の権利(415条以下)」が発生します.
改善が求められます.
改善がなく、裁判の場合には、この記録を証拠として提出します.
同文: BPO、NHK、政党、消費者関連団体など関係先
2009年7月5日
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