東日本巨大地震では、東京電力福島第一原発1~3号機、同第二原発の全4基、東北電力女川原発の全3基、日本原子力発電東海第二原発の計11基が、強い揺れにより自動停止した。
経済産業省原子力安全・保安院や各電力会社によると、11基のうち、原子炉内の温度が100度以下で、圧力も大気圧に近い状態で安定した「冷温停止」に至っているのは、福島第二3号機と女川1、3号機の3基だけだ。(2011年3月13日)
これは、原発の設計と施工がいかにデタラメデあったかということを示しています。
今後、これらの事故が重大事故に発展しないことを期待するだけですが、これを教訓に原発について、さらにはエネルギー供給について、基本的な再検討を加える必要があります。
炭素燃料系・原子力に頼らない、新しい技術開発を早急に進める必要があります。
エネルギー供給と同時に、食料の自給体制のための生産技術についての政治・経済・技術上の検討が必要です。
この2つの問題と政治の民主化は、現在の日本の解決されていない3大テーマであると考えます。