“給油活動 新政権の方針で”
9月10日 21時23分
防衛省の中江事務次官は、記者会見で、自衛隊によるインド洋での給油活動について「今後、具体的な方針や考え方が新政権の下で検討されるので、そのうえで適切に事務を実施していく」と述べ、新政権の方針に沿って対応したいという考えを示しました。
この中で、中江事務次官は、自衛隊によるインド洋での給油活動について「国際社会によるテロ撲滅の一翼を担い、責任を果たす必要があるという考え方に基づいて実施してきており、高い評価を得ている」と述べ、活動の意義を強調しました。そのうえで、中江次官は「今後、具体的な方針や考え方が新政権の下で検討されるので、そのうえで適切に事務を実施していく」と述べ、新政権の方針に沿って対応したいという考えを示しました。また、中江次官は、在日アメリカ軍の再編について「新政権の下で、見直しの方向について具体的な検討がなされていくと承知している。その過程で、必要に応じて米国とも十分に協議や調整をしながら検討がなされていくものと考えている」と述べました。