2009年9月28日(月)午後9時00分~10時00分 ニュースウォッチ9
「党再生を誰に託す…自民党総裁決まる」と題したコーナーの中で、自民党の新政権に対する論点を放送しました.
自民党は、過去何十年にもわたって政権についていたのですから、その論点や消長を放送するのは当然です.
しかし、野党第1党としての自民党の新政権に対する論点が放送された以上、放送法に従えば、政治的に公平に他の野党の同じテーマについての論点も放送するのが当然で、そうあってこそ「受信料」の意味があります.
今回の放送では、野党多数党の論点だけが放送され、少数野党の論点は無視された結果となり、放送法違反となりました.
放送の形式・内容は編集の自由の範囲です.しかし、それは放送法の枠の中でのことで、放送法を無視した編集の自由は認められません.
放送法の違反は、世論・選挙・民主主義をゆがめます.
同時に、民法上「受信料支払いを拒む権利(同時履行の抗弁権)」を発生させます.
また、公職選挙法の目的「民主政治の健全な発達を期する」こと(第1条)にも違反します.
多くの改善要望が無視されている現状では、このサイトは改善を実現させるためにも、この放送が放送法違反であり、公職選挙法の精神にも反するものとして、中央選管に報告し、それを公表します.
さらに、受信契約上の受信料支払いの問題とも関連し、関連消費者団体にも連絡し、しかるべき段階でその法律上の機能により、消費者としての苦情の処理の解決を求めます.
また、改善要望の活動を長期・拡大的に進め、放送法にしたがった「政治的公平な放送」の確実な実現を目指します. [NHK受付番号 527470]