14歳の方は、13歳の方の次に若い方です。
私の13、14歳のころを考えると、「公平な放送」が民主主義の基礎の重要な部分であることを知りませんでした。
しかし、考えて見るとそのころから、(正しくはそれ以前から)放送は、(当時は民間放送が始まる前でしたが)政治的に公平ではなかったのです。
「アメリカは正しく、政府・多数党は正しい」 「これに対立する論点は、正しくない」 これが、NHKによる「放送法の私家版」だったようです。 現在でも、同様の現象が見られます。
数十年たっても、世の中は変わらないのか?
変わっていない部分も多いが、変わった部分も多いと思います。
変わっていない部分:
- 国際的な不正義の多くの部分に米国が、加害者の側としてかかわっている
- それが、国際的貧困・格差・テロの原因となっている
- 米国は、それを絶好の口実に、軍事解決を目指す
- その米国が「自由・民主主義の国」という人がいる
- その米国に追従してメシを食べている日本人がいる
- 米ドルの地位が変化した
- 金融システムが電子化され、お金が紙からプラスチックや電子に変わり、一瞬のうちに世界を飛び回るようになった
- 金融資金が実体経済を桁違いの単位で上回り、生産と交換・分配の部分から利益をむさぼっている。 政治と経済がそれをコントロールできなくなった。 資本主義が永遠ではないことが、だれの目にもあきらかになった