NHKのニュース(10月16、17日)で、補正予算の参院本会議での採決結果、衆院の審議と解散の見通しが放送されました.この一連の放送では、以下の問題があり、放送法上問題があると考えられます.
1.政府・与党の映像・音声露出、説明などの時間が圧倒的に多かった.
2.野党第1党も、時間的にははるかに少なく扱われた.
3.少数野党は、ほとんど無視された.
これは、「政治的に公平」(放送法)ではなく、選挙の公正が保てない程度であると考えられます.受信者としては、民法(533条)にもとづいて認められる受信料支払い拒否(否定の判例、NHKの否定なし)の権利行使を強制されます.
この放送で、NHKが「放送法」の編集基準に反していないということであれば、NHKは、上記1,2,3の放送秒数のデータを出し、世論調査をおこなうべきです.
改善を求めます.