多数党に有利な「選挙制度・大手メディアの報道」が、世論・選挙・政治をゆがめている!
NHK受信料はその「ゆがみ」に貢献している! (最高裁は、それを否定していない)
政治の民主化を!
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2009年5月1日金曜日
日本共産党委員長の米大統領への書簡のNHKの報道
NHKが放送法を守る積極的な姿勢のあらわれ
NHK4月30日 ニュース 18時30分
核兵器廃絶についての日本共産党委員長の米大統領に宛てた書簡のニュースを放送しました.
この放送は、国際政治での重要な問題についての少数野党の論点を伝えたものです.
これまで、少数野党の同種の活動や論点は、放送において長年にわり無視されてきました.
この放送は、放送法上当然ではありますが、NHKが放送法にしたがった放送をめざす姿勢のあらわれとして、歓迎されるべきものです.
その論点が正しいかどうかは、視聴者・国民と歴史が判断するべきことですが、放送されなければ、国民はその論点について知り、判断する機会を大きく奪われることになります.他方、政府与党・多数党の論点は、日常頻度高く放送されているので、全体として世論・選挙がゆがめられる結果を生んでいます.
この結果は、放送法の「健全な民主主義の発展に資すること」とは反対の方向です.
政治的に公平な放送の正確な基準づくりとともに、放送のさらなる改善を希望します.