NHK経営委員長は、国会で「『公平・公正、自主・自立』を堅持しなければいけない」といっています.
NHKのニュース、日曜討論その他の報道関係の番組では、しばしば政府与党あるいは野党多数党にかたより、政治的に不公平な扱いが目立ちます.(このサイトでも一部の例を指摘しているとおりです)
これらの放送は、世論・選挙をゆがめ、国民に大きな被害を及ぼします.
年金・財政の危機化も、世論が正しく政府・与党をチェックできなかったことが原因の一つですが、政府与党に偏り、あるいは少数野党の論点を軽視・無視すれば、世論のチェックは正しく機能しません.
この状況の解決法を局側は持つべきです.
以下を提案します.
この「政治的公平を基準とする放送予定・放送実績データの定期的公表」は、以下の点で「政治的に公平な放送」を実現する上で、大きな役割を果たすことでしょう.
- 放送の準備過程で、局側が[政治的公平」な基準を意識せざるを得ない
- 受信者が、放送の政治的公平性をチェックしやすい
このサイトでは、以上が制度化されるまで、それを提案しつづける予定です.(この提案は、受信料と民法・同時履行の抗弁権との関係においても意味のあるものです)