NHKニュース 4月26日16時39分
「世襲制限 衆院選の争点に」と題したニュースを放送しました.
この中で、民主党の論点が映像・音声資料と共に放送されましたが、他野党の論点は排除されました.
多数党に片寄った放送の典型で、政治的に不公平です.
放送法では、政府与党・多数党に片寄ってよいという規定はなく、政治的に公平・対立する論点の多角的明確化が規定されています.
世襲制限の問題についても、回数・時間帯別の放送時間の累計の点でも、映像・音声資料放送の点でも、民主党と他の野党のバランスはとれていません.
NHKが放送法を無視して、政治的に不公平な放送をつづけていることは、非常に問題です.
このままでは、受信料の請求と、受信料支払いを拒む権利(民放533条)との矛盾は大きくなるばかり、視聴者の損害も、NHKの未収率も大きくなるばかりで、解決にはなりません.
改善を要望します.
同文: NHK中央番組審議会、日本民間放送連盟、BPO、政党など関係先