放送法違反相当部分のNHK受信料についての有志者の支払い保留も含め、NHK・民放・スポンサーなどに改善要望を!
なぜ、九条や憲法の軽視・無視が?

◇多数党中心の選挙制度
◇多数党中心のNHKなど大手メディア

改善要望活動で、メディアと政治の民主化を!
 
放送法違反改善の要望
NHK、民放、スポンサー、BPOなどに

多数党中心、対立する論点・特定政党排除の改善を!
議席数に関係させた重点の置き方は放送法違反!
各個別番組・テーマごとに「政治的公平・論点の多角的明確化(放送法)」を!
(クリック)
憲法の軽視・無視は、どこから来るのか?
FAXで要望を! 放送倫理・番組向上機構(BPO)御中

2008年11月19日水曜日

放送法は、目的(第1条)をどう規定しているのか?

放送法では、以下の規定が第1条にあります.

◆放送の不偏不党、真実及び自律を保障することによつて、放送による表現の自由を確保すること

◆放送に携わる者の職責を明らかにすることによつて、放送が健全な民主主義の発達に資するようにすること


上記の規定に照らして、NHKのニュース番組を見て見ましょう.

2008年11月18日12時のニュースでは、「民主・自民両党党首の国会外の会談を受けて、参議院でのすべての審議が止まっている」ことが放送されました.

同日のニュース17時52分(NHKオンライン)では、「野党4党が給油延長法案と金融機能強化法について、参議院で徹底した審議をする方針」が伝えられました。

上記2つのニュースは、事実の客観的な報道であり、「真実を曲げない」点で、放送法にかなっています. しかし、健全な民主主義の発達に資する放送だったでしょうか?

「院外の会談」によって、国会審議がストップしたことは、「健全な民主主義」ではありません.より正しく放送法にもとづくとすれば、この論点や、少数野党の論点が、12時の時点で放送されるべきでした.

「少数野党」の論点が無視されたことにより、NHKの報道は、「健全な民主主義の発展に資する」ことにはならず、経過を伝えただけでした.これでは、「戦争になれば、その経過をつたえる」という、戦前の放送と区別がつきにくくなってしまいます.

改善が求められます.
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