TBS「朝ずばっ!」では、福島原発現場作業員診察の医師が報告しました。(4月21日)
みのさん「何が必要ですか?」
「憲法25条(健康で文化的な最低限度の生活/生存権)です」
出席者のコメント「『文化的最低限度の生活』ではなく、・・・」
意味は、「健康で文化的な最低限度の生活は当然のことで、それ以上に」という気持ちではあるのだろうが、「伝統的な憲法軽視」の真情が出たものらしい。
◇「憲法が守られなければならないのは当然」なことを、結果として否定した
◇とくに、「憲法」の表現をきらった
これは、出席者個人の問題ではなく、NHKをはじめとするテレビ界・大手メディア全体の象徴でもあると感じざるを得ない。 それが、個人の発言として表われた結果となった。
「憲法の軽視・無視・敵視」 ─ その結果が、財政・年金・安全の危機化、「抑止力名目の『ベトナム・イラク・アフガンなどへの侵略基地』の容認・協力、「弱者から強者への消費税」の容認・志向ではないか?
放送法は、「民主主義」「政治的公平」「対立論点の多角的明確化」を求めている。
「憲法の軽視・無視・敵視」は、それを否定するものではないか?
視聴者は、ねばり強く報道の民主化を求めなければ、政治の民主化はなく、生活・民主主義・安全・平和を獲得することはできない。
◇憲法が否定する「抑止力口実・侵略目的の基地」「一人一票の否定・小選挙区制など少数等排除の選挙制度」「企業・団体の政治献金、政党助成金」「放送法の実質無視」を許してはならない
◇税制の民主化を通じて、財政の建て直しを
◇原発事故現場作業員の方々の「将来の癌被害の場合の本人および家族の生活の保障」を直ちに約束せよ!
◇「憲法25条が必要」といった谷川医師のような方々を、数年に数度ではなく、日常的な「憲法軽視・無視・敵視」派の方々と「政治的に公平に」扱わせよう!