「米誌ニューズウィーク(電子版)は、前・米カリフォルニア州知事、アーノルド・シュワルツェネッガーが、欧州連合(EU)大統領を目指すことを検討していると報じた」とのこと。(共同 2011.4.20)
現東京都知事(3期目)は、1期1999年の出馬時「裕次郎の兄です」と自己紹介した。
裕次郎は、大手メディア・日本映画の往時のスター、その「名声」利用で「現都知事」が誕生した。 シュワも「名声」利用で「州知事」の椅子を手に入れた。
いずれも、大手メディアが選挙民の自覚を妨げた結果であった。 「シュワ、EU大統領に?」は、「またも大手メディアが、多数者の政治自覚を圧殺!」の思いを起こさせる。
日米ともに「与党・多数党に対立する論点排除」による「既存権力システム維持」の「自由と民主主義」が保障されている結果となっている。
このような「民主主義」は、永遠に続くのだろうか?
「ノー」である。 しかし、「『ノー』が『ノー』となるためには、受け手(選挙民)の政治的自覚が『対立する論点の正誤の判断ができるレベル』になる必要がある。
そのためには、「対立する論点の不公平な提示」と、「一人一票を保障しない選挙制度」が、民主主義の敵であることが明らかにされなければならない。
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