「事実と見解を分けて報道してほしい」 ─ 署名サイトで署名された方のコメントです。
事実は事実として放送する。
ただし、関連する別の事実も報道する。
見解は、思想信条の自由で、正しいと考える見解が許される。
ただし、放送では「政治的に公平」の原則があり、対立する論点も公平に放送する。
どの見解をとるかは、視聴者が選ぶ。
これが、放送法であり、そうあるべきだと思います。
たとえば、田母神氏は「日本は核武装して発言力を強めるべき」だという。
それは、自由です。 ただし、それに対立する論点も放送するのが放送法です。
また、田母神氏が自衛隊航空幕僚長であったとき、イラクでの航空自衛隊の活動の一部が違憲であるとの裁判所の最終判断(2008年4月18日)に対して「そんなの関係ねー」と言った事実は報道されたが、それが裁判所の判断を「関係ねー」という自衛隊の幹部が憲法の3権分立を否定した事実や、防衛大臣(石破氏)・総理大臣(福田氏)もそれを黙認して、自衛隊の憲法無視を容認した事実をも放送するべきでした。
正しく放送法が守られてこそ、国民が正しい判断をすることができます。 放送は改善されるべきです。