「大変ですね」「お体は、大丈夫ですか」(両陛下の災害地の見舞いについて)
NHK 5月11日午後7時のニュースです。
両陛下のこの「見舞い」は、非難されるべきことではありません。
しかし、これは憲法上の国事行為ではなく、私的な行為です。
それに税金が使われているのであれば、「象徴」の立場から許されるかどうかは意見の分かれるところです。
これは、いろいろな角度からの長期の客観的な世論調査で決定するべき問題です。
NHKなど大手メディアの報道で、「自然に世論が形成される」べき問題ではありません。
そのようなことは、憲法にも、放送法にもありません。
改善されるべきではないでしょうか?
まして皇室の国事行為外の行為を利用して、憲法上対立する論点のある自衛隊について、その合憲化の効果のある報道の仕方は、問題です。
天皇と軍隊の報道で、侵略戦争に突き進んだ実績と伝統を守ることは正しいのでしょうか?
放送の現状は、改善されるべきです。