放送法違反相当部分のNHK受信料についての有志者の支払い保留も含め、NHK・民放・スポンサーなどに改善要望を!
なぜ、九条や憲法の軽視・無視が?

◇多数党中心の選挙制度
◇多数党中心のNHKなど大手メディア

改善要望活動で、メディアと政治の民主化を!
 
放送法違反改善の要望
NHK、民放、スポンサー、BPOなどに

多数党中心、対立する論点・特定政党排除の改善を!
議席数に関係させた重点の置き方は放送法違反!
各個別番組・テーマごとに「政治的公平・論点の多角的明確化(放送法)」を!
(クリック)
憲法の軽視・無視は、どこから来るのか?
FAXで要望を! 放送倫理・番組向上機構(BPO)御中

2009年8月24日月曜日

NHK(「日本の、これから」)の異常な編成
終戦記念日に「核武装論者(自衛隊関係者)」を出席者の約半数にそろえる!
憲法・放送法無視!

 
2009年8月15日 19:30 NHK「日本の、これから」(キャスター:三宅民夫)

視聴者から意見・出演者を募集し、番組を構成する番組ですが、この日は「核」をテーマとしました.

政府・自民党は「北朝鮮の脅威」を口実に「核の傘・抑止力の必要性、日米核密約の否定」の立場をとっています.

この番組では約半数の出席者に「核の傘・抑止力・日本の核武装必要論者」をそろえました.

総選挙をひかえた時期であり、またこの日は終戦記念日でもあり、この放送は問題でした.
  • 対立する論点を持つ出演者を出席させることは必要である.
  • しかし、極端な、しかも戦力不保持を定めた日本国憲法を否定する論者を半数近くそろえ、「NHKを代表するアナウンサーのひとり」に司会させた放送は、異常である.
  • 番組によれば、その人たちの中には自衛隊関係者が含まれていた.元自衛隊関係者という形で責任のない発言をさせるより、現職の責任ある自衛官を出演させるべきであった.
  • 各種世論調査では「憲法九条を守る」立場が「改正派」を上回っている.九条は戦力不保持を規定しているから、「核兵器保有」は憲法を否定する立場である.その立場の人たちを不明朗な人選で出席者の約半数を占めさせたのは、NHKの姿勢に憲法と放送法を離れた要素があることを示している.
これは、政治的公平を定めた放送法、戦力不保持・問題の平和的解決を定めた憲法の精神にも違反します.

この放送法の違反は、「受信料の支払いを拒む権利(民法533条・同時履行の抗弁権)」を発生させています.

改善を求めます.

同文: 中央選挙管理会、都道府県選挙管理委員会、BPO、日本民間放送連盟、政党、消費者関連団体など関係先