2009年8月11日、NHK解説委員・影山氏は、NHKセンター内で自殺をはかりました。
NHK宛ての遺書は、内閣官房機密費がNHK関係者にも使われて、放送内容がゆがめられていることに関しているとの報道もありましたが、公表されていません。
影山氏は、政治担当の解説委員でした。
それまでのNHK日曜討論の「専門家討論」はひどいものでした。
2009年5月31日には、当時与党・自民党の「防衛政策に関する提案」と時期をあわせて、「敵基地専制攻撃論論者」を出席させた「憲法無視の企画番組」でした。 司会は、島田敏男氏。
NHKには、それが放送法違反であるとの改善要望も出されていました。
影山氏の自殺以後、島田氏は継続して「日曜討論」の司会をしていますが、与党・多数党に偏った発言回数・発言時間の改善はありません。
自殺した影山氏は、そのような放送をどのような思いで見ているでしょうか?